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―初歩的・形式的事項からおさえる―
裁判官に「わかってもらえる」民事裁判書面作成の工夫
講師
寺内 康介 弁護士(骨董通り法律事務所)
民事訴訟における書面起案について、裁判官経験のある弁護士が解説します。
具体的には、文字装飾・略語定義などの形式面から、論理の組み立て方、
証拠引用のポイント、読む気にさせる書面の分量についてなど、
裁判官目線で読みやすく・わかりやすい起案のポイントを伝授します!
講義内容(講義時間:約90分)(予定)
1 総論
・なぜ裁判官に理解しやすくする必要があるか
・裁判官は忙しい?
・一言でいうとどんな書面が求められるか
・どの程度「読ませる工夫」が必要か
2 まずは形式面をおさえる
・書式
・一文・書面の長さ
・強調のための下線、太字、カラー、マーカー(ハイライト)
・段落分け、空白行
・語句の定義
・同年の使い方
・脚注
3 わかりやすくする工夫
・証拠の引用
・証拠説明書の活用
・表題(小見出し)の工夫
・図表・一覧表の活用
・論理の組み立て方
・専門用語・業界用語・ネットスラング
付属資料
講義レジュメ
参考書籍
裁判書類作成・尋問技術のチェックポイント
髙中正彦・加戸茂樹・市川 充・岸本史子・
安藤知史・吉川 愛・寺内康介/著
弘文堂/2,750円(税込)
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講師詳細
講師名 |
寺内 康介 氏 (骨董通り法律事務所 弁護士) |
プロフィール |
裁判官として約10年間、主に民事裁判を担当。
うち2年間は訟務検事として、国が当事者となる各種訴訟の代理人を務める。
2020年4月、弁護士登録 |
執筆 |
「裁判書類作成・尋問技術のチェックポイント」弘文堂〔共著〕ほか |